「森林浴のすすめ」
森林浴がすがすがしく感じるのは、フィトンチッド
(Phytoncide)の効果によるものであると言われて
います。
フィトンチッドとはもともとロシア語からきており、
フィトンとは「植物」、チッドとは
「他の生物を殺す能力を有する」を意味しており、
「植物からでる揮発成分は殺菌作用がある」と言う
ような意味になります。
フィトンチッドとは植物から発散されるテルペン類等
の揮発性物質であり、植物はその生命を維持するため、
また自らの成長を促すために、フィトンチッドを
幹や葉から大気中に放出しています(森林気相現象)。
この揮発している状態のテルペン類等を浴びることを
森林浴(Ablution with phytoncides)といい、
最近ではずいぶんと私たちの中に定着してきています。
今日、地球上の全植物から放出されるフィトンチッドの
量はおよそ一億五千万トンにおよび、それは全世界の
工場排煙や自動車排気ガスなどの6倍にも達すると
言われています。
この森林気相現象による森林生態系への自浄作用は、
テルペン類が部分酸化する際に現れるマイナスイオン
物質の作用であります。
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ラベル: 森林浴 フィトンチッド
